★ 夏着物 紗紬 絹芭蕉 松煙染 小紋 正絹 型絵染風景 作家落款 イ5484

《着物サイズ》 ・身丈約161cm(4尺2寸5分) ・裄丈約65cm(1尺7寸1分) ・袖幅約33cm ・袖丈約49cm ・前幅約23.5cm ・後幅約29cm 《 着物縫いこみ》 ・身丈内揚げ 　前身頃約6cm 後身頃約9cm ・裄 お袖側約1cm 身頃側約1cm ・袖丈約6cm 特徴 • 色合い: 松煙染は、深い黒色や灰黒色を生み出し、落ち着いた上品な風合いが特徴です。自然由来の染料のため、化学染料とは異なる柔らかい色調が得られます。 • 歴史: 古くから日本で用いられ、特に江戸時代には武士や僧侶の衣装、書道用の墨の原料としても重宝されました。 • 素材: 絹や綿などの天然繊維に適しており、染め上がりの質感が素材によって異なる魅力があります。 染色工程 1. 松煙の準備: 松の木（特に赤松）を不完全燃焼させて煤を集め、これを水や膠（にかわ）で溶いて染料を作ります。 2. 布の下処理: 布を水洗いし、汚れや油分を取り除き、染料が均一に染み込むよう準備します。 3. 染色: 布を松煙染料に浸し、丁寧に染め上げます。染料の濃度や浸す時間を調整して、希望の色合いを出します。 4. 定着と仕上げ: 染めた布を水洗いし、色を定着させるために媒染剤（鉄や豆汁など）を使用する場合もあります。その後、乾燥させて完成。 文化的意義 • 松煙染は、墨の製造過程と密接に関連しており、書道や水墨画の文化ともつながっています。 • 環境に優しい天然染料として、現代でもサステナブルな染色技法として注目されています。 注意点 • 松煙染は手間がかかり、専門的な技術が必要なため、職人の手仕事によるものが多く、希少性が高いです。 • 染料の調合や天候、布の状態によって色が微妙に変化するため、一点ごとに異なる表情が生まれます。 《コンディション》 ・絽の居敷です。 ・衿と袖にしつけ糸のついた未使用で保管されていたお品物です。 ・保管状況によるシワや折れが見受けられます。 ・臭いは鼻を近づけると匂い袋の匂いが感じられますが気にならない程度です。 ◆2、3枚目の画像の色味が近いです。 ◆神経質な方はご遠慮ください！ ◆リサイクル品へのご理解をお願い致します！ ★梱包は簡素なものとなります！